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Health
2023.10.02

免疫力とバリア機能を高める!腸内環境を整えよう!

免疫力とバリア機能を高める!腸内環境を整えよう!
最近はマスクを外して外出できるようになり終息したかな?と思っておりました。
しかし、第9派とのことでまだまだ感染者はいらっしゃるようです。
しかもこれから本格的な風邪やインフルエンザの季節に到来します…
こんな季節だからこそカラダの免疫ケアについて考えてみませんか?

腸内環境を整える食生活

『臨床経験豊富な専門医100人が教える!健康医学 本当はカラダに良いこと本当はカラダに悪いこと(2021ローラル出版)』の共著者で腸の専門医、東長崎駅前内科クリニック(東京都豊島区)の吉良文孝院長は、「臓器のなかでも”腸”を整えることがあらゆる健康法の中でも一番のお勧め。腸を整えるには食物繊維と発酵食品を」と推奨します。

豆類、野菜類、果物類など植物性食品や、糀甘酒、味噌など発酵食品には、食物繊維、ビタミンが豊富です。食物繊維は善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善し、腐敗物質の発生を抑え、便通を良くします。また、ビタミンは全身の健康に欠かせません。

食物繊維の1日の目標摂取量は女性18g、男性21g以上です(厚生労働省2020年「日本人の食事摂取基準」18~64歳の場合)。納豆1パック約3g、トマト1個1.5g、キュウリ1本1.1g、バナナ1本1.7gなど色々組合せないと目標に到達しません。「今日は疲れたからインスタントラーメンで済まそう」という時はキノコ類を加え、トマトやキュウリを副菜にするなど、ちょっとの工夫で食物繊維の摂取量を増やせます。

食物繊維と発酵食品の効果

古来より日常的に発酵食品を食べてきた日本人には独特の腸内細菌が住んでいます。
発酵食品は低脂質。コレステロールの蓄積を抑え、消化をスムーズにし、内臓への負担を軽くします。
疲労感の軽減や生活習慣病の予防やデトックス、美肌効果などの健康力を秘めています。
腸内細菌は1000種類以上、大腸で100兆個、小腸で1兆個あります。 いわゆる腸内フローラ(腸内細菌叢)とは、腸内細菌が織りなす複雑な微生物生態系のことです。

人類が長い歳月をかけて共生してきた腸内フローラの理想的なバランスは、善玉菌、悪玉菌、日和見(ひよりみ)菌(=悪玉菌が増えると便乗して悪い働きをする菌)が2対1対7の比率と言われていました。

食生活の変化や抗生物質の多用は腸内細菌のバランスを壊し、腸内に体全体の7割が集中する”免疫細胞”に悪影響を与え、生活習慣病や自己免疫疾患発症にも関係していることがわかりました。

悪玉菌や日和見菌のもつ物質の中に人体に良い作用を及ぼす可能性があるものも見つかり始め、今後2対1対7と言われることがなくなる時代が来るかもしれません。腸内細菌の神秘、世界に誇る日本人の腸内細菌の奥深さに思いをはせながら、毎日発酵食品を摂取しましょう。

腸内環境を整える
9つの習慣

まずは下記のチェックシートで日頃の習慣を確認してみましょう!
いかがでしたか?
「善玉菌など多種多様な腸内細菌を育て、腸内環境を整え、便通を良くし、免疫力とバリア機能を高める」 そのためにこれら9つの生活習慣を心掛けてみてください! 便秘と肌荒れは密接な関係があり、便通をよくすることは美肌にもつながります。 肌のバリア機能は、ターンオーバーによって生まれ変わる角質細胞によって健やかに保たれています。 免疫力とバリア機能は生活習慣の乱れですぐに下がってしまうのです…。 9つの生活習慣で細胞の生まれ変わりを促進させましょう!

この記事について

・腸内環境を整える食生活
・食物繊維と発酵食品の効果
・腸内環境を整える9つの習慣

監修 文孝 吉良
東長崎駅前内科クリニック院長消化器 日本消化管病学会認定専門医

構成/文 高橋 誠
医療・健康コミュニケーター /病院広報コンサルタント。日米通算 37 年の広報業務を通じ医療・メディア関係者と幅広い交流網を構築。プレジデントオンライン連載「ドクターに聞く“健康長寿の秘訣”」、月刊美楽連載「医療・健康分野のスーパーパイオニアたち」、ダイヤモンドオンライン、現代ビジネス ( 講談社 )で医療記事を執筆中。

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